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妊娠期ならではの“イベントカレンダー”。
いつ、なにをする?
ママとパパ一緒にチェックしてマタニティライフを楽しもう!

あんな
赤ちゃんが生まれるまでの10カ月間には、新しい生活に向けた準備をふくめ、その時だけしか味わえない特別なイベントがたくさん!せっかくならママとパパ揃って、家族が増える喜びを共感したいわよね。
先輩ママ・パパはどんなことをしていたのか、エピソードを交えながら紹介するわ~!
パパのスマホを見る妊婦さん

安産祈願に、ベビーグッズの下見。時期に合わせてチェックしていこう

妊娠してから出産するまでには、母子手帳の受け取りや両親学級、ベビーグッズの準備など、手続きや新しい生活に向けた準備があります。さまざまなイベントを経験することで、気持ちがワクワクするだけでなく、ママ・パパになる実感も徐々に増していきますよね。
ここでは妊娠初期・中期・後期にわけて、先輩ママ・パパの体験談と一緒に、おすすめのイベントを紹介します!

【妊娠初期】母子手帳の受け取りや、妊娠報告をしながら、ママとパパになる実感を

母子手帳の受け取りに行く夫婦

母子手帳をもらって、必要事項を記入しよう

プレママ、プレパパになって初めてのイベントとも言えるのが、「母子手帳の受け取り」です。時期の目安としては、赤ちゃんの心拍確認後の6~10週以降に医師から「母子手帳を受け取るように」と伝えられることが多いでしょう。

受け取る場所は、お住まいの地域の区役所や保健センターなど、自治体によってさまざまです。母子手帳は、妊娠中の経過や出産時の記録だけでなく、小学生になるまでの発育状況や予防接種の記録など、成人になるまで使うものなので大切に保管しましょう。

受け取ったらまず、交付日と名前をすぐに記載するのを忘れずに。妊娠週数に応じて、その時の状態や気持ちを書く欄もあるので、ママとパパでスペースを分けて記録をしていくのもいいですね。

<先輩ママ・パパの声>

母子手帳を受け取って、「いよいよパパになったんだな」と強い責任感を実感しました(30代/パパ)

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大切な人へ妊娠報告は、ママとパパの気持ちを優先して

周りの人へ家族が増えることを伝える「妊娠報告」も、楽しみなイベントのひとつ。報告の時期はママとパパで相談したうえで、決めていきましょう。つわりなどでママの体調がよくない場合は、職場の上司へ早めに伝えておく人も多いようです。家族、仕事関係、友人など、伝える相手に合わせて時期や伝え方を調整するのもいいでしょう。妊娠報告に正解やルールはないので、ママとパパの体調や気持ちを優先しながら、二人のタイミングで報告してくださいね。

<先輩ママ・パパの声>

つわりで通勤電車が辛かったので、出勤時間を調整してもらうために、会社に早めに伝えました(30代/ママ)

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【妊娠中期】ママの体調が落ち着いてきたら。安産祈願やセミナー参加、ベビーグッズの下見へ

安産のお守り

戌の日をチェックして。安産祈願に行ってみよう

「安産祈願」とは日本に古くからある儀式で、神社やお寺で赤ちゃんを授かったことへの感謝を伝え、無事に妊娠・出産を終えられるよう祈願するものです。お祓いと祈祷を受け、腹帯を授与してもらうことから、「帯祝い」とも呼ばれています。

犬は子沢山かつお産が軽く、「安産の守り神」とされていることから、妊娠5ヵ月目の「戌の日」に参拝するのが縁起がいいとされていますが、必ずしも戌の日に行う必要はありません。参拝することでママ、パパの気持ちを引き締め、お産に対しても前向きになれるので、家族と予定を合わせて行ってみてはいかがでしょうか。

<先輩ママ・パパの声>

戌の日を調べて、パパのお休みに合わせて一緒にお参りに行きました(30代/ママ)

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オンライン開催も豊富。両親学級やマタニティセミナーへ参加

ママのつわりが落ち着いてきたら、ぜひ参加してほしいのが「両親学級」や「マタニティセミナー」。妊娠中に気を付けるべきことや、お産の流れ、赤ちゃんのお世話の知識についてなど、助産師や専門職の方から学べる機会です。妊娠中の不安やわからないことも、直接質問することができるので、ママとパパの安心にもつながります。

他の参加者と情報交換もできるので、予定があえばぜひ揃って参加しましょう。妊娠中や産後の生活がよりイメージできるようになるので、二人で出産や子育てについて話し合ういい機会にもなりますよ。

<先輩ママ・パパの声>

妊婦さんのお腹の重さを体験し、ママの大変さが少しだけだがわかりました(40代/パパ)

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ベビー専門店へ行って、必要なアイテムの下見を

ママの体調が落ち着いてきたら、ベビー専門店などに出かけて、ベビーグッズやマタニティ用品など、これから必要になるものの下見をしましょう。

どんなものが必要なのかは、本やネット、母子手帳と一緒にもらえる自治体からの情報をもとにチェックするのがおすすめです。アイテムによっては、種類やタイプも豊富にあるので、生活スタイルや家の間取りなど、相談しながら必要なものをセレクトしていきましょう。

また、大きくなったママのお腹を支える妊娠帯や、寝る時の支えになる抱き枕など、妊娠中のママが快適に過ごせるアイテムのチェックもおすすめです。

<先輩ママ・パパの声>

性別が判明した後に買いに行きました。さまざまなものがあって悩んだけど、選ぶのも楽しかったです(30代/パパ)

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【妊娠後期】そろそろ出産準備。妊娠期の記念を残したり、出産後の生活をイメージしたりしながら出産をむかえよう

ノートにメモする妊婦さん

初めての家族写真は大切な思い出。マタニティフォト撮影

長いようであっと言う間の妊娠期間。お腹にいる赤ちゃんとの思い出を形に残したいのなら、「マタニティフォト撮影」がおすすめです。お腹も大きくなり、ママへの負担も少ない8ヵ月頃がベストなタイミングと言われています。

大きくなったお腹と、もうすぐ産まれる赤ちゃんを待つママとパパのやさしい表情を残すこともできます。大きくなった時に一緒に見れば、きっとママ・パパの愛情を感じてもらえるはず!フォトスタジオに行ったり、自宅でセルフ撮影するのも◎。自分たちらしいスタイルで、今しか撮れない思い出の一枚を残してくださいね。

<先輩ママ・パパの声>

マタニティフォトは記念になるし、子どもが大きくなって見た時に喜んでいた(30代/ママ)

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子育てで学ぶこと、感じること。「マタニティフォト」

出産準備グッズも揃えて、最終チェックを

いよいよ出産が近づいてきた妊娠後期。本格的な出産準備は早めに開始していきましょう。産後のママと赤ちゃんのために、最低限用意したいものは以下の通りです。

・季節に合わせた赤ちゃんの洋服と肌着
・ベビーソープ、スキンケアグッズ
・オムツ
・哺乳瓶などの授乳用品
・ガーゼ
・ママの部屋着(授乳に便利な前開きのものがおすすめ)
・ナプキン(産後、悪露が続く場合のため)

また、赤ちゃんを迎えるためのお部屋の環境作りも大切です。例えば、産まれて間もない赤ちゃんはうまく体温調節ができないので、エアコンの真下や窓の近くは避け、暑すぎず寒すぎない風通しのよいスペースを準備しましょう。実際にベビーベッドや敷布団を置いてみて、赤ちゃんが過ごすのに快適な場所を探してみてくださいね。

<先輩ママ・パパの声>

退院時に車を使う時はチャイルドシートが必須。早めの購入をおすすめします(40代/ママ)

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陣痛バッグ・入院バッグは、早めの準備が安心

出産や産後の入院中に必要な荷物は、早めに揃えておくと安心です。出産時と入院時で使う「陣痛バッグ、入院バッグ」は、必要なものを産院に確認し、妊娠30週前後に準備しておくのがベター。退院時に必要なママや赤ちゃんの洋服などを入れた「退院バッグ」は、36週頃までを目安に用意しましょう。いずれも、置き場所はパパとも共有し、すぐに取り出せるようにしておきましょう。

また、陣痛がきてから入院までのシミュレーションや連絡方法なども、事前にパパと確認をとっておきましょう。陣痛タクシーの登録や、産院や家族の連絡先の共有もして、お互いにいつ陣痛が来てもいいように備えてくださいね。

<先輩ママ・パパの声>

臨月は本当に動くことが大変。身体が動けるときに用意するのがおすすめです(30代/ママ)

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妊娠期だけの特別なイベント。
ママとパパ、大切な人たちと計画を立てて

妊娠中は、今しか楽しめない特別なイベントがたくさんありますね。節目になるイベントを通して、お腹にいる赤ちゃんを改めて想ったり、新しい生活に向けてゆったりと準備をしていきましょう。初めての妊娠でわからないことがあるのは当たり前。ママとパパで相談をしながら、二人らしい過ごし方を楽しんでくださいね。

監修者プロフィール

清水茜さん
清水茜さん(助産師)東京慈恵会医科大学附属病院の産科、NICU勤務や地域の産婦人科病院にて、妊娠・出産・母乳育児指導・NICUにおける母乳育児指導などに関わる。現在は保健センターで妊婦向けに保健指導を行っている。自身も、二人の男子を子育て中。

ママとパパが楽しく過ごしてくれれば赤ちゃんも、うれしいはずよ~

あんな
あんな

ママ・パパらしいスタイルで妊娠期間を過ごすせると、赤ちゃんもきっと喜ぶわよ!でも一番大切なのはママとパパがお互いの気持ちと体調を思いやること。無理はせず、二人のペースでイベントを楽しんでちょうだいね!

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